物体検出・認識

近年、自動車の自動運転や写真の自動タグ付け、顔を変化させる携帯アプリが話題となっていますが、これらには物体検出・認識の技術が欠かせません。
自動運転においては前方に人や車がいることが判別できなければ安全な運転ができませんし、携帯アプリにおいては人の目や口などを特定しなければ変顔などの画像処理ができません。
このような物体の検出・認識にはグラフ理論を用いた研究や、近年話題のディープラーニングを用いたものがあり、本研究室でもそれらを用いた研究を行っています。
更に物体検出・認識の技術を使えば、人の行動の認識などに対しても新たな視点から分析することもできます。



研究内容



画像中の重要オブジェクトの判別

画像中には重要な情報がいくつも含まれており、そのうちの一つが人の注目を集める物体(オブジェクト)です。 この研究では、ディープラーニングを用いた高精度な物体検出、および注目度の予測によりより重要なオブジェクトを判別します。その後、符号化などに応用します。

#ディープラーニング #符号化 #物体認識



サバ判別システムでのサバの識別

サバにはマサバとゴマサバがいます。それらはお腹の模様で人が見分けるので人的コストが大きく、加えてお腹の模様では分かりにくいサバがいることなどの問題があります。それらの解決のためにCNNを用いて機械で自動的に、かつ高精度に分類することを研究しています。

#ディープラーニング #物体認識