文献の詳細
言語 | 日本語 |
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著者 | 宮崎智, 大町真一郎, 阿曽弘具 |
論文名 | 重み付き最小共通スーパーグラフを用いたシルエット画像認識 |
論文誌名 | 画像電子学会誌 |
Vol. | 38 |
No. | 5 |
ページ | pp.640-647 |
年月 | 2009年9月 |
要約 | 画像中の物体を認識することはコンピュータビジョンの分野において主要な問題である. 本論文では穴のないシルエット画像を対象とし,画像からグラフを抽出してグラフの類似性により認 識する手法を提案する.シルエット画像をグラフで表現して認識する手法はいくつか提案されている が,従来手法の多くは学習データの中からカテゴリごとにプロトタイプを選び,未知画像とプロトタ イプとの類似度を計算することで認識を行なっている.提案手法はプロトタイプを学習データの中か ら選ぶのではなく,カテゴリごとにすべての学習データを用いて共通的な構造をもつグラフ(代表グ ラフ)を求め,未知画像をこの代表グラフとの類似性により認識する.実際のシルエット画像を用い た認識実験を行い,提案手法の有効性を示す. |
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