文献の詳細
言語 | 日本語 |
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著者 | 菅谷 至寛 |
論文名 | 計算機ネットワークにおける高性能負荷分散アルゴリズムに関する研究 |
年月 | 2002年3月 |
要約 | 近年の計算機の普及やネットワーク技術の急速な進歩により,ネットワークで 結ばれた多数のワークステーション(WS) を一つの並列計算機とみなして利用 する方法が注目されている. WS クラスタ上で効率良く並列計算を行なうためには,それぞれの WS の計算 能力や WS 間の通信能力,各々のタスクの実行時間やタスク間の通信量などを 考慮して,タスクを適切に配置する必要がある. メッセージ交換型タスクは TIG(Task Interaction Graph) でモデル化され, その静的タスク割当て問題は,これまでに多くの研究がなされて きている. しかし,TIG が任意であり,かつ,プロセッサ間のネットワークトポロジーに 制限を課さないヒューリスティクアルゴリズムはあまり検討されていない. そこで本研究では,各タスクの計算量や通信量,各プロセッサの能力や各プロ セッサ間の距離が任意である場合のタスク割当てを高速に求める手法を提案す る. |
@PhdThesis {菅谷2002, author = {菅谷 至寛}, title = {計算機ネットワークにおける高性能負荷分散アルゴリズムに関する研究}, year = {2002}, month = mar }