文献の詳細
言語 | 日本語 |
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著者 | 大泉 洋路,佐藤 俊治,三宅 章吾,阿曽 弘具 |
論文名 | 図地反転知覚における視覚的注意のモデル |
論文誌名 | 信学技報告 |
Series | NC2003-175 |
年月 | 2004年3月 |
要約 | 多義図形に対する図地反転知覚は,観察者の注意位置や範囲に依存して図地が反転し,この注意もまた,提示される図形に依存して変化する.本稿では,図地知覚と注意の動的な情報処理過程を説明する神経回路モデルを提案する.提案モデルは,(i)提示された図形中の輪郭情報から領域間の図地関係を決定する機構,及び (ii) 視覚的注意の影響を(i)に与える機構から構成される.これら2つの機構は,図地知覚および注意の状態に応じて相互に影響し合う.数値実験により,図地反転図形を入力とした場合,提案モデルが図地反転現象を再現できること,また様々な条件下で我々の知覚と定性的に一致することを確認した. |
@Article {大泉2004, author = {大泉 洋路 and 佐藤 俊治 and 三宅 章吾 and 阿曽 弘具}, title = {図地反転知覚における視覚的注意のモデル}, journal = {信学技報告}, year = {2004}, month = mar, series = {NC2003--175} }